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新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 時系列まとめ【2020年2月】

2019年12月に中国の武漢市で発生し、1ヶ月で世界中に広がった新型コロナウイルス感染症。WHOは新型コロナウイルス感染症による肺炎などの疾患について「COVID-19(コービッド・ナインティーン)」と名付けました。

日本では、2020年2月、横浜港で足止めとなった豪華クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」で集団感染が起きたことが大きな問題となりました。

こちらの記事では2月の経緯を時系列でまとめています。

2020年2月1日

  • 日本政府が、新型コロナウイルスによる肺炎などを感染症法の「指定感染症」と検疫法上の「検疫感染症」とする政令を施行。検査・入院に強制力を持たせ、中国湖北省からの外国人を入国拒否とする措置をとった。
  • 中国の感染者は1万1000人超、死者258人に。
  • 武漢市からチャーター便で帰国した日本人の中から、新たに3人の感染が確認。うち1人が再検査で陽性が判明した。再検査での感染確認は初の事例。これで日本の感染者は計20人に。このうち5人は無症状。
  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」を1月25日に香港で下船した香港人男性の感染を確認。
  • 韓国の感染者は11人に。
  • フィリピンで男性(中国湖北省武漢市在住)が死亡。中国国外で初の死者。

2月2日

  • 中国で新型コロナウイルス肺炎患者1万4000人超、死者304人に。
  • 中国・武漢に新型肺炎の専門病院が完成。ベッド数1000床、医療スタッフは1400人。
  • 台湾・呉外交部長がWHOを批判、イタリア、ベトナムの直行便停止。

2月3日

  • 中国で新型コロナウイルス肺炎患者1万7205人、死者361人に。
  • 中国共産党の最高指導者 習近平氏、感染症対応の誤り認める。

2月4日

  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に新型コロナウイルス感染者が乗船していることが発覚。乗客3712人の検疫のため横浜港で足止め。停泊中のクルーズ船から100人分以上の検体採取。
  • WHOテドロス事務局長は、この時点でも各国の渡航制限は「不必要」。
  • 中国で新型コロナウイルス肺炎患者2万438人、うち重症患者は2788人、死者425人に。
  • 北海道大西浦教授チームが、中国の感染者は推計10万人、潜伏期にも感染の可能性があると発表。
  • ANA、JALが中国線の一部を運休、減便することを発表。
  • 日本で新たに2人が感染(中国武漢からの来日者とチャーター機の帰国者)し、国内感染者21人に。この時点で日本は世界第二位の感染者数。
  • ベルギーで初の感染確認。
横浜港,ダイヤモンド・プリンセス号
横浜港に停泊するダイヤモンド・プリンセス号

 

2月5日

  • 横浜港に停泊していたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗員乗客10人に、新型コロナウイルスの感染が確認された。厚労省は乗員乗客に14日間程度、船内に待機してもらう方針を示す。
  • ダイヤモンド・プリンセス号の感染者内訳は、日本人3人、中国人3人、オーストラリア2人、アメリカ人1人、フィリピン人1人。
  • 中国の感染者は2万4324人(重症は3219人)、死者490人に。
  • 日本での感染者は35人に(クルーズ船感染者含む)。

2月6日

  • 中国で新型コロナウイルス肺炎患者2万8018人(重症は3859人)、死者563人に。
  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」はさらに10人の感染を確認(検査待ちの人も多数)。
  • 国立国際医療研究センターで抗エイズウイルス(HIV)薬を投与した後、症状が改善したという報告。

2月7日

  • 中国で新型コロナウイルス肺炎患者3万1161人、死者636人に。
  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに41人が陽性、合計感染者数61人。
  • 武漢から政府チャーター機第4便到着、198人中12人入院。
  • 日本国内の感染者が86人に。
  • 中国湖北省武漢市で原因不明の肺炎をいち早く報告し、感染拡大の可能性に警鐘を鳴らしていた李文亮医師が新型コロナウイルスで死亡。
  • WHOテドロス事務局長(エチオピア)辞任要求が活発化。30万人超が署名。
武漢市
武漢市

 

2月8日

  • 武漢在住の日本人が死亡。初の新型コロナウイルス感染による日本人死者。
  • 中国で新型コロナウイルス肺炎患者3万4546人、死者722人に。
  • 北朝鮮「謎の高熱」で5人死亡。新型肺炎か不明だが、当局は中国で新型コロナウイルスが初めて検出された直後の1月に国境を封鎖し、厳格な封じ込め措置を導入したため新型コロナウイルス感染者はいないと発表している。
  • 武漢から政府チャーター機第4便到着者のうち、1人感染確認。
  • 日本国内の感染者が90人に(クルーズ船感染者64人を含む)。
  • アメリカでインフルエンザが猛威。死者1万2000人、患者2200万人。

2月9日

  • 中国で新型コロナウイルス肺炎患者3万7198人、死者813人に。
  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに6人の感染が確認され、計70人に。

2月10日

  • 中国で新型コロナウイルス肺炎患者4万171人(重症6484人)、死者908人に。
  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに約65人の感染確認。計135人に。
  • 韓国政府が日本含む6国・地域への渡航自粛を要請。

2月11日

  • WHOが新型コロナウイルスによる肺炎などの疾患について「COVID-19(コービッド・ナインティーン)」と名付けたと発表。
  • 中国の感染者は4万2000人、死者1011人に。
  • 香港ではトイレの配管経由で新型コロナウイルスが感染した可能性があると発表。
  • 武漢からの政府チャーター機(1便と2便)帰国者のうち、2人が新たに感染。
covid-19

 

2月12日

  • 新型コロナウイルスの影響により、世界最大のモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」の中止が決定。

2月13日

  • 新型コロナウイルスに感染していた神奈川県在住の80代女性が死亡。国内初の死亡者となった。中国との明確な接点はなく、国内での市中感染が懸念される事態になった。
  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で新たに44人の新型肺炎感染者、計218人に。
  • 東京都内でタクシー運転手の感染確認。
  • 中国の感染者は5万9804人、死者1367人に。
  • 日本政府が新型コロナウイルス対策第1弾を決定。総額153億円。帰国者支援30億円、国内感染対策強化65億円、水際対策強化34億円など。

2月14日

  • エジプトで初の感染確認。アフリカ初となる。

2月15日

  • 中国の感染者は6万6492人、死者1523人に。
  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での感染者は計285人に。
  • 東京都で新たに8人が感染。
  • フランスで初の死亡者確認。中国以外で3カ国目。

2月16日

  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での感染者数は新たに70人増え、計355人に。
  • 中国国外では、30近い国々で500人以上に感染。
  • 台湾で初の死亡者確認。中国以外で4カ国目。

2月17日

  • 天皇誕生日の一般参賀の中止発表。
  • 東京マラソン2020、一般ランナーの参加中止を発表。
  • アメリカ政府のチャーター機でクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から米国人とその家族計328人が退避。西部カリフォルニア州の空軍基地で14日間隔離。
  • WHOが新型コロナウイルスによる肺炎の致死率は2%と発表。

2月19日

  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」から、新型コロナウイルス陰性の乗客の下船が開始(21日まで)。
  • イランで初の感染確認。

2月20日

  • クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号の日本人乗客2人死亡。
  • 福岡市で初の感染確認。九州で初。
  • 日本国内の感染者数はクルーズ船乗員乗客を除き88人に。

2月21日

  • 日本での感染者が100人を超えた。
  • レバノン、イスラエルで初の感染確認。

2月22日

  • 「ダイヤモンド・プリンセス」号を下船した乗客の新型コロナウイルス感染が判明。PCR検査では陰性だったため19日に下船し自宅に戻っていた。
新型コロナウイルス

 

2月24日

  • NY株が新型コロナウイルスの影響で約2年ぶりの下げ幅を記録。
  • 日本政府の専門家会議が「今後1~2週間が急速に進むか収束できるかの瀬戸際」との見方を示す。
  • アフガニスタン、バーレーン、イラク、クウェート、オマーンで初の感染確認。
  • WHOは記者会見で潜在的なパンデミックの可能性があるとし、できる限りの備えをする必要があると強調。

2月25日

  • IOCのディック・パウンド委員が、東京オリンピック開催判断の期限を5月下旬と言及。
  • 中国の感染者は7万8064人、死者2715人に。
  • イタリアでは死者が11人に。
  • Jリーグが試合の延期を発表。
  • 長野県で初の感染確認。
  • オーストリア、スイス、クロアチア、ブラジル、アルジェリアで初の感染確認。
  • 政府が新型コロナウイルス感染症対策の基本方針を発表。「今後の国内での健康被害を最小限に抑える上で、極めて重要な時期」。
    • 企業に対し、発熱等の症状が見られる職員等への休暇取得の勧奨、テレワークや時差出勤の推進等を強力に呼びかけ。
    • イベント等の開催は全国一律の自粛要請を行うものではないが、感染の広がり、会場の状況等を踏まえ、開催の必要性を改めて検討するよう要請。

2月26日

  • 四国で初の感染者。ダイヤモンド・プリンセス号から下船した徳島の60代女性。
  • 韓国の感染者が1146人に。
  • 日本政府が、韓国・大邱市からの入国拒否の方針を固める。
  • 日本政府が今後2週間のスポーツ・文化イベントの中止や延期を要請。
  • パキスタン、ルーマニア、ジョージア、ノルウェー、北マケドニア、ギリシャで初の感染確認。

2月27日

  • 日本政府が全国の小中高・特別支援学校に3月2日から春休みまでの臨時休校を要請。
  • デンマーク、エストニア、ベラルーシ、オランダ、サンマリノ、ナイジェリア、メキシコで初の感染確認。
  • 申告所得税、贈与税及び個人事業者の消費税の申告・納付期限が4月16日まで延長。

2月28日

  • 東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが2月29日から3月15日まで休業を発表。
  • リトアニア、ニュージーランド、アゼルバイジャン、アイスランド、モナコで初の感染確認。
  • WHOは新型コロナウイルスについて、世界的な危険性の評価を「高い」から「非常に高い」に引き上げ。
  • 日本国内でトイレットペーパーやティッシュなどが品薄になるとデマ情報が出回り買い占めが起こる。
  • SNSでオリンピック中止が騒がれ始める。

2月29日

  • 安倍首相が緊急会見。
    • 「今後1、2週間は国内の感染拡大防止にあらゆる手を尽くすべき」
    • 「世界経済の動向も注視し、そのインパクトに見合う経済財政政策を行う」
  • イタリアでの感染者が1000人を超えた。
  • カタール、アイルランド、ルクセンブルク、エクアドルで初の感染確認。

※本記事の内容は当研究所調べで得た情報であり、新型コロナウイルスに関する全ての出来事を記載しているわけではございません。

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